shinozaki

自己紹介をお願いします。

平成14年9月に入職しました。以前は建材メーカーの事務員として普通のOLをしていましたが、会社が倒産して現在の法人にご縁させていただきました。

法人及び事業所の紹介をお願いします。

法人は平成8年4月に「知的障害者福祉工場ウッドピアねんりん」として設立し、平成18年10月に障害者自立支援法施行に伴い新事業体系へ移行し、現在の「ねんりん」と事業所名も変更になりました。就労継続支援A型事業所で定員40名(現員41名)。

生産アイテムは大きく分けて二つあります。

  1. キッチン扉、棚板(タカラスタンダード㈱)
  2. コンクリート2次製品の鉄筋加工(熊本不二コンクリート工業㈱)

利用者の勤務時間も職員と同様で8:30~17:30(8時間)になっており、夏の暑い日も冬の寒い日も頑張られています。
また当法人には就労継続支援A型の他に、宇城市と八代市を拠点に就労移行支援と就労継続支援B型、自立(生活)訓練、就労定着支援、相談支援事業、共同生活援助事業があり、「地域で自分らしく働く」ということを中心に障がいがある方の支援している法人になります。

篠崎さんの業務内容について教えてください。

主にA型事業所のサービス管理責任者として利用者の個別支援計画の作成やモニタリングを行っていますが、日々の相談や面談も適宜行っている状況です。基本的に仕事時間は現場の職員が業務指導などの支援をしていますが、体調不良の訴えや人間関係での悩みなどを相談されることがあり、こちらで対応しています。今年の夏は特に暑く、今年度入社された方の体調不良の訴えが特に多かったと感じました。ケガや事故がないことが最優先ですので、毎月の安全衛生委員会でヒヤリハット報告書や熱中症、感染症のことなども確認し、必要に応じて設備等での対策を行っています。

当法人にはグループホームが三角と松橋にあり、ねんりんの利用者41名の内、32名が現在グループホームを利用されています。ですので常にグループホームのサービス管理責任者との情報共有は行っています。連携する中で支援についての助言をする場面もあり、先輩サビ管として人材育成を意識しているところです。
その他、ご家族や相談支援事業所、医療機関、学校や他の福祉サービス事業所といった関係機関との連携も大切な業務です。ご本人を中心に置き、ご本人が安心して希望される生活を継続しながら、希望や状況に応じて次のステップにチャレンジできるようにタイムリーな連携を行っています。

休日はどのようにお過ごしですか。

子供が三人いますが全員社会人として自立していますので、休日はほとんど自分の時間として過ごすことができています。

若い頃や子供が小さい頃はほとんど家にいなかったんですが、現在は特にコロナ禍になってから家でずっとネットフリックスを見ることが多くなりました。一人でテレビを見ながら笑ったり泣いたりしています。また旅行は大好きなので、自分で計画し娘と二人で旅行に行っています。以前は韓国に毎年行っていましたがコロナ以降は国内旅行を中心に現実逃避をしています。

仕事とプライベートとどのように切り替えていますか。

この仕事に携わって20年が経ちましたが、人と関わることが基本的に嫌いではないんだと思います。ですので、休みの日に仕事の電話があってもストレスにはなっていませんが、プライベートの時間はほとんど仕事のことは忘れています。オンオフのスイッチの切り替えは得意な方だと思います。

働くうえで大事にしていることはなんですか。

利用者も職員も上司も全てまずは受け入れることを実践しています。ですので、話しかけられやすいキャラクターを職場では意識していると思います。仮にプライベートでショックなことがあっても基本同じ表情や口調で対応しています。

事業所のいいところ

ねんりんは最初に伝えたように利用者も職員も同じ時間で働いていただきます。生産が定時で終わらない場合は残業をしていただくこともあり、利用者はたくさん給料がもらえることをモチベーションに更に頑張ることができられています。令和4年度の平均工賃は159,845円でした。全国の平均工賃が8万円台の中、ほぼ倍の給料です。

他の事業所では人間関係でトラブルが多かった方、ねんりんを利用する前は交友関係から軽犯罪に巻き込まれていた方、様々な問題を抱えて来られる方もいます。その様な中でグループホームやご家庭等の関係機関との連携を行い、問題の解決や改善が出来た方が多くいらっしゃいます。ご本人からもねんりんでずっと働きたいといったニーズになっています。もちろん一般就労を希望される方への支援も行っており、ここで培った力を生かして就労される方もいます。

ねんりんは本人の「働きたい」「お金を稼ぎたい」というニーズにしっかり応えることができる事業所という点が一番のいいところです。

最近1番頑張ったことはなんですか。

この年齢なので状況のアップダウンは余りないんですが、昨年マンションを購入できたことが最近の頑張ったこと嬉しかったことですね。中古マンションですがかなり気に入った物件でしたので、住宅ローンの審査がどうにか通り他の方に取られずに自分のものに出来たときはかなり嬉しかったです。ちなみに実家と嫁ぎ先はねんりんがある三角町なのですが、物件は熊本市内で見つけました。結果、毎日往復2時間の通勤を頑張っています。

これから頑張りたいことなんですか。

人材育成です。この歳になると今から法人を支えていく人材を育てることが一番の責務だと思っています。どちらかというと厳しくするタイプではないので、私がそうだったように先輩の背中を見て学んで欲しいと思っています。結果、自分がそういう人間でなければいけないので、手本になるような支援者およびサービス管理責任者として日々精進している最中です。

最後に、これから働く人に向けてメッセージをお願いします。

障害者支援の仕事は常に自分と向き合う仕事だと思います。ゆえに時に苦しいことや考えたくないなと思うことがある仕事でもあります。しかし周囲には一緒に考えてくれる仲間や上司がいるはずです。一人で抱え込まず、すぐに話すこと対話することで整理出来たり方向性が見えたりすると思いますので、報告連絡相談を躊躇わず実践してください。結果、そのことが自己成長にも繋がります。また利用者とたくさん話しをして下さい。その人を知り、自分自身が信頼を得ることが支援のスタートと思います。

〒860-0842 熊本市中央区南千反畑町3番7号 熊本県総合福祉センター内

TEL 096-324-5462 TEL 096-355-5440